@article{oai:kdu.repo.nii.ac.jp:00001150, author = {宮川, 康一 and Miyakawa, Yasuichi}, issue = {1-2}, journal = {神奈川歯学, The Journal of the Kanagawa Odontological Society}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 生前DNA登録対象者1254名(男性536名、女性718名、0〜94歳)のデータを対象とした。両頬の内側をオムニスワブで数回こすり、口腔粘膜細胞を採取した。三浦半島地域で身元不明遺体が発見された。顔貌では身元が判明できないため、死因の究明と身元確認のため解剖を行った。歯は残存していたが、生前歯科資料が存在しておらず、身元確認ができなかったため、DNAによる身元確認を嘱託された。1254名の生前DNA登録が得られ、D2S1338アリルは全データベースでは29型認めたが、非血縁者データベースでは認めなかった。遣体の歯から抽出したDNA型(STR型)と姉と思われる人物のDNA型を比較し、尤度比は425、弟-姉の肯定確率は99.765%であった。血縁関係を肯定する目安%よりも低い数値となったため、mtDNA分析を追加した。両者のmtDNA型は5塩基多型型で一致した。核DNAとmtDNAはそれぞれ独立したDNAであるため、両者の尤度比を掛け合わせた総合尤度比は24225、確率は99.996%となり、血縁関係を肯定するに足る値を得た。}, pages = {45--50}, title = {三浦半島における大規模災害時の身元確認に備えた生前DNAデータ収集とデータベースの構築およびその有効性についての研究}, volume = {52}, year = {2017}, yomi = {ミヤカワ, ヤスイチ} }